このページではゼロから統計学を勉強して一通りの基礎に習熟するまでの学習過程を紹介します。
基礎の習熟は統計検定2級(大学基礎課程程度)の合格にします。
高校数学習う共分散や標準偏差の求め方、条件付確率がわかっているなら3日あれば受かります。
そうでなくとも、1日1時間くらいかけられるなら2週間~1ヶ月あれば十分です。
大まかな方針としては過去問解きながら知らないことだけ覚えちゃいましょうという事です。
オススメの参考書と共に学習手順を紹介していきます。
参考書片手に統計検定2級の過去問を1年分解く
え?いきなり過去問?と思われるかもしれませんが過去問です。
ちなみに過去問は実務教育出版から出ています。
年度は古いものでも構いません。
ぶっちゃけ、統計検定2級なら推定、検定、確率分布がわかれば受かります。
多分ですが6.5~7割の得点が合格ラインです。
で、過去問を解くのですが、ただ解けばいいというものではありません。
2段階で解いてください。
- 時間を気にせず解ける問題を解く。
- 『マセマの統計学』を参照しながらわからなかった問題を解く。
です。
おそらく、『マセマの統計学』は講義7と講義8を読めば大体わかります。
ちなみにこの本です↓
この本に書いてないことは過去問の解説を覚えるだけで十分です。
過去問の開設で納得がいかなかったらぶっちゃけ、放置でOKです。
1回分解ききったら答え合わせしてわからなかったところ、知らなかったものを覚える。
これでOKです。(さらっと書いたけど一番大事)
統計検定2級の過去問を全部やる
雑すぎますけど、その通りです。
ただ、ここからは参照なしで自力で解ききったら一度採点して得点率を出しておいてください。
採点が終わったら『マセマの統計学』を片手に頭を抱えながら解いてください。
そして同様に、わからなかったり知らなかったものを覚えましょう。
苦手なところを体系的に学ぶ
2~3回分の過去問を解くと、自分が理解しにくいものがあると思います。
それを『マセマの統計学』の練習問題を解きながら習熟してください。
先を見据えて発展的に学ぶなら
出題範囲を網羅的に学び、大学の専攻を統計にしたり統計検定準1級以上を視野に入れているならこちらの本と格闘してみてもいいと思います。
統計周りのことで網羅されていないことはないというくらい汎用性が高くいです。
あまりにきれいにまとめられすぎているので、自分で掘り下げて咀嚼しながら時間をかけて学ばないと難しいかもしれません。(だから格闘という表現をしました)
おわりに
大きく分けてたったの2工程です。
僕の場合は2回目で要領を得て、7割くらい取れました。
大学の講義で統計とか計量経済とか取ってるともっと早いと思います。
大して時間もかからないので、大学生なら単位を取るついでに統計検定の勉強もしておけば、定着が進みますよ。(体験談)
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