有坂とハルトの過去
GWを利用して、ファントムトリガーの最新作をやった。
興奮が冷める前にレビュー。
概観と全体的な感想
プレイ時間:Vol5.5→1.5h Vol6→2.5h
評価:4/5
主人公のハルトとキーマンになるのかは微妙だが有坂先生の2人の過去を回収した。
それと同時に敵の素性も明かされた。
主要キャラの過去全てを回収しきっていざ本編という感じ。
前作で言うところの『グリザイアの迷宮』にあたるところだったと思う。
今回のシナリオの役割を考えれば次に期待ができてとてもよかった。
あと、シナリオ後のクリスとムラサキのコーナーが心なしか充実していたのが嬉しかった(笑)
デジャヴ感
衝撃のハルトの素性が割れて、ハルトが今に至るまでの話。
各ヒロインのシナリオに当たるVol5まででもハルトについていくらかスポットが当たっていたがそれが本格的に掘り下げられた感じ。
ハルトの育ての親であったアオイを中心に語られる。
このあたりは前作の麻子と雄二の様な感じでグリザイアっぽいと思ってしまう。
同時に射撃場でもっさんからアオイの事を聞く子どもたちはさながら雄二の落書きなどから過去を知っていく天音たちと重なる。
次の展開に関して思いをはせる
前作では、ヒース・オスロとの決着を付けようとする雄二を美浜の学生とJB、先生が結託してCIRSとオスロを敵に回して助ける。
という筋書きだった。
今回もエニシとの決着を付けようとするハルトを一縷たちが集めてきた情報やサポートを出す。
子どもたちがハルトと現場に出て戦う。
という流れだと個人的には思っている。
その後の逃亡先がグリザイア島になったら面白い……
ハルトについて
第3世代タナトスの開発過程で生まれたとはいえ、漆原が特別視している節が気になった。
雄二の時はオスロが最強の軍人として育て上げて、雄二を再度手中に置こうとして雄二にこだわった。
漆原もいくらかハルトに気をかけている様だからハルトの生い立ちにも一枚かんでいるのかもしれない。
射撃がへたくそなこととかが複線になっていたりするのかな?と思っている。
一縷について
前作の最後に雄二とみちるの子どもは「一縷」と名づけられている。
仙石一縷とのつながりだけが気になってしまう。
仙石家はみんな死人の名前が付けられるという事だけど、グリザイア島から秘密裏に戻ってきた雄二たちが日本にいるのか、雄二の子の一縷が仙石家の養子というオチなのか。
そういった前作との絡みが気になっている。
ともあれ、恐らく最終回の次回が楽しみ。
知略に富んだ戦いもきっと見られるはず。
【おまけ】今回の名言
グリザイアって、凄く凝った軍事の知識とかためになるセリフが多い気がする。
個人的な今回の名言をピックアップ
まずは自分にできる仕事量を知ることです。
終業時間の1時間前までに終わる仕事量を決めて、”今日はここまで!”という仕事をします。
そして余らせておいた終業までの1時間を”残業”と考えて、その1時間で”明日スムーズに仕事に取り掛かるための準備”をしておきます。
毎回計算どおりに上手く行くというわけではないですけど、そうすることで無理をして時間だけを無駄に使ってしまうよりも、はるかに効率的な仕事ができるはずですよ。
by ハルト
こういう時間の使い方、当たり前なのかもしれませんが、自分は翌日の準備のための時間を取ったことがなかったので非常に新鮮に写ったのでやってみようと思っている。
才能って奴は、ドンだけくすんでいても根気よく磨きゃソコソコ尖る。
やると決めたなら才能がないなんて言い訳で簡単に諦めんなよ?
by アオイ
自分は根気よく自分の力を磨くという事をやってこなくて失敗してきた場面が山ほどあるので耳が痛い。
と共に、今やっている事はとことんまで”根気よく”磨こうと思う。
コメント