特定の季節を舞台にしたギャルゲーって個人的には多い印象があります。
車輪の国のひまわり畑、ホワイトアルバム季節が始まる秋のキャンパス、聖杯戦争がはじまる真冬の冬木(兵庫県)……
気温や景色の変化を感じるとつい、これまでにやってきた作品の1場面を思い出してしまう。
今年もGWを過ぎた辺りからTシャツ1枚で過ごせるようになり、夏を意識し始める。
今年もまた、名作をプレイして余韻に浸り、ノスタルジーを感じたい。
こういったギャルゲーを”旬の”季節にやると楽しさが倍増するとおもっている。
以下の作品は、既に何度もプレイしている人たちには珠玉のシナリオをもう一度一緒に味わいたい作品たち。
もしプレイしたことのない作品があれば、是非やってみて欲しい。
私が毎年プレイするほどの名作ばかりだから。
車輪の国、向日葵の少女
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夏といえば車輪。
初めてプレイした2016年以来、ひまわりの咲く8月1週目に併せて車輪の国をクリアして、毎年ひまわり畑に行っています。
fate UBWの様にネタバレ厳禁の作品なので未プレイの閲覧者に配慮しますが、”あの”衝撃は何度見ても、何なら知っていても胸がアツくなる。
あらゆるシナリオと違って、苦労の末、灯花が精神的に自立してこれで何とかやっていけると幸せの一歩手前になって家族問題で絶望的な状況に陥ったときの様に、物語の展開が3次関数の様な展開です。
もちろんプレイしている時はトラウマものですが、乗り越えてクリアしたときには賢一やヒロインたちの生き様に感動してしまう。
そして、音楽もすばらしい。聞いただけであらゆる場面がこみ上げてくる。
この旋律を聴くと未だになきそうになる。
「本番前」とか自分を奮い立たせるときには未だにこの曲を聞く。
WH2の武也のようなポジションで大活躍してくれた礒野卯月セピアの事をプレイ後に振り返ると感謝の気持ちで一杯になると思う。
あとは、過去篇はもうなくしかない。
ありがとう、とっつぁん
サマーポケッツ
去年の夏の幕開けを飾ったkeyの新作。
相変わらず、雑な展開もあるけど全体としていいシナリオ。
とくに紬ちゃんルートだけはやらなきゃという使命感を感じる。
去年やって以来、パリングルス(プリングルス)の容器を全て貯めている。
ベランダをいつか作りたい……
ちなみに私は今年の夏は鳥白島(の舞台になった男木島)に友人と行く。
それまでにやっておこうと思っている。
そろそろFDを出して欲しい。
鏡子さんの秘密とか、しろはがおぼれたときのよくわからない神の声的なやつ、ツムギ・ヴェンダースの結末とか回収して欲しいところが多い。
まずは、今年もシマモンやって、天善と卓球するかぁ……
蒼の彼方のフォーリズム
FCという架空のスポーツを中心にした物語。
スポ根的なアツさ、爽やかさに関してはNo.1間違いなし。
作画もシナリオも楽しめると思う。
個人的にはみさきと明日香のルートだけはもう一回味わいたいと思っている。
特に、みさきルートでの挫折や劣等感は深く共感するところが多いとおもう。
一度は折れてしまった、昌也とみさきが2人三脚で復活していく展開は自分の心が折れそうになった時には季節関係なくプレイしています。
みさきルートで限界を超えた先の天才の世界としての明日香ルートも楽しめる。
この大空に、翼をひろげて
夏の終わりの明け方に発生するモーニンググローリーという雲をグライダーで渡る話。
キャラに魅力があるので楽しめる。
個人的には天音のハイスペックポンコツ感がとても好き。
それと、過去編や後日談としてのイスカが再びソアリング部のコミュニティーに帰ってく来て、”あんちゃん”とも距離を縮めていくシナリオを見ていく中でキーパーソンになる天音ルートは一番好み。
もちろん小鳥ルートを追いかけて、エンディング後の小鳥のCG絵を見てあの感動をもう一度味わいたいとも思う。
まとめ
紹介してきたようなシナリオがいいギャルゲーって物語として全部終わり方が良くて、物語全体に締まりがあると思っている。
いいシナリオだからこそ何度やっても楽しめるし、1度きりにしてしまうのはもったいないとおもってしまう。
もしやったことのない作品があれば「今すぐにでもやらなければ人生損をしている」といいたくなってしまう(笑)
今年も旬の作品で余韻に浸っていい夏を迎えたい。
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