ショーペンハウアーの幸福論について

書評
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孤独を愛せる人こそ幸福

ショーペンハウアーはひとりの時間こそが唯一自由でいられる時間であり、幸福の源泉だと著した。

他人といる時は善かれ悪しかれ自由の3/4は失われるということだ。

しかし、孤独に耐えられないものが社交的になりますます他者と関わり、余計に悩みを増やしてしまうのだそう。

孤独な時間の使い方について

ショーペンハウアーの上記の様な主張は好きだったりする。

元々、私は単独行動が多い。読書でも仕事でも勉強でも、一切の気を使わずにのめり込みたいから。

ゲームなどやる際でもドラクエやキングダムハーツ、殆どはノベルゲームをするから誰かと一緒にプレイできないジャンルだったりする。

あと、ショーペンハウアーの説く孤独について読んでいた時、林修の『いつやるか?今でしょ!』という書籍を思い出した。

林修はムダな飲み会や馴れ合いの時間を読書に充てるべきだと著した。

中でも、古典にあたるもの。

大雑把にいえば岩波文庫にあるような著作ということだろう。

ショーペンハウアーの教えを活かしていくには

自分の場合、孤独の時間は元々多いし、いくらでも楽しめる。

ここは問題ないと思っている。

「人間は若年時の見聞から人格を形成する」という趣旨の主張があった。

そろそろ自分も若年期を終える頃だ。林修のアドバイスも取り入れて、読書に焦点を当てたい。とりわけ、骨太な本を積極的に読んでみようと思う。

『存在と時間』とか『千一夜物語』の様な内容がヘビーなものから分量がヘビーなものを読んでいってみようと思う。

そしてもう1つ、日記はinputとoutputをバランスよく身につけるのに役立つ。ともショーペンハウアーは残しているから、ブログで書評としてこうやって残していきたい。

【おまけ】ショーペンハウアー『幸福論』概要

先程取り上げなかった内容についてざっくりと概観する。

とはいえ、本文のコンテクストの中で受け取るのが1番だと思うので気になったら原作に手を伸ばしてほしい。

人間の3つの根本規定

人柄、外見、財産などの所有物の3つだが、その中で最重要なのは人柄。

人柄は普遍であり、他人に侵されることがないという。

主観的現実について

人間の幸不幸は主観に左右される。

どんな事でも自分が肯定的に受け取れば幸せになれるし、否定的に受け取れば不幸になる。だから経済的に豊かになることを目指すのと同じ様に自分に起こる出来事を肯定的に捉える努力もすべきである。

簡単に言えばポジティブシンキングでいきましょう。ということ

幸福の測り方

ショーペンハウアーによれば幸福の度合いは悩みのくだらなさで計測可能。

人間は快楽が多いことよりも苦痛が少ないことが幸せに感じるようだ。

例えば1番困っている事が、学校の勉強についていけない事である小学生と、心臓の病で学校に行けない小学生。

この2人の場合、ショーペンハウアーの基準に添えば、前者の勉強についていけないと悩む小学生が幸せという事だ。

幸福を享受するコツ

  • 得意な事、好きな事ができる事を幸福だと知る
  • 自分に起こる事を面白がること
  • 今以上に欲しない事
  • 人間の3種類の欲望

    • 衣食に関するような自然かつ必要な欲望
      性欲の様な自然かつ不必要な欲望
      奢侈のような不必要かつ非自然的な欲望
  • 1番大切な事

  • 人生は試練の連続だから、それを乗り越えるだけの根性とか気迫が最重要である。
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