【推奨クリア順と考察】この大空に、翼をひろげて/PS vita

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このページでは、
「この大空に、翼をひろげて」のレビューを中心に推奨クリア順や考察を紹介します。

※ネタバレが記載されるときには明記しますのでご安心ください。

評価

10点満点

総合:7点

シナリオ:8点

音楽:6点

作画:9点

システム:3点

コメント

シナリオはヒロインにより差が非常に大きいが、小鳥と天音のルートは非常に良かった。

ヒロインの魅力もさることながら、世界観や各登場人物が活きたルートに仕上がっている。

システム面での不満が少しある。

既読文スキップの遅さとページ送りのコマンドが一つしかないことの2点だ。

次の選択肢までスキップとかそういう機能があればよかった。

また、タッチパネルか十字キーでもテキストを進められるとよかったなあというシステム的な不満がある。

とはいえ、シナリオが非常に面白いのでオススメ。

推奨攻略順

個人的にこのゲームはクリア順で印象が変わってくると思う。

そして、小鳥と天音のルートが鍵になっている。

特に天音ルートはソアリング部やイスカや達也の過去やこのゲームの世界間とかかわってくる重要なルートであるため、最後にプレイすることを推奨する。

それを踏まえて、

小鳥→(あげは→亜沙→依留)→天音

の順でのプレイがオススメ。

もちろん違ってもいいのだが、天音ルートだけは小鳥ルートをクリアしないと出現しない。

やるとわかるのだが、天音ルートと小鳥ルートはコインの表と裏の様な関係にある。

選択肢

小鳥

  1. 小鳥と一緒に先に行く
  2. 小鳥
  3. 小鳥
  4. 小鳥と一緒に帰る

あげは

  1. あげはを待つ→セーブ1
  2. あげは
  3. あげは
  4. あげはと一緒に行く

天音

セーブ1から

  1. 好きです
  2. 天音先輩
  3. 天音先輩

亜沙

セーブ1から

  1. 誰でもない
  2. 亜沙ちゃんのところへ行く→セーブ2
  3. 亜沙ちゃんを選ぶ

依留

セーブ2から

  1. どちらも選ばない
以下はネタバレを含んでいきますのでご注意ください。

個別ルートのレビュー

小鳥

この世界観を支える重要なルート。

“好きなるってこういうこと。きっと。”

という作品のテーマを描いた、名実ともメインヒロインのルートだったと思う。

ひとことでいうなら、

空の事故で足が動かなくなってもなお、空に憧れ、空に至る物語。

足が不自由であることに加え、家族、飛岡と最もたくさんの壁にぶつかる。

それでも、真っすぐに”飛びたい”という想いを通したとてもいいルートだったと思う。

最初のルートでありグランドフィナーレという立ち位置のシナリオになっている。

そして、後述するがイスカと小鳥の対比により物語が立体化してくるので注目してほしい。

天音

作品全体を楽しむうえで最重要なシナリオ。

天音は新旧のソアリング部におり、イスカの思いを小鳥に引き継いだ重要な役割を果たしたと思う。

あと、かなり年上なのにポンコツ。でも頭はキレるとかギャップがありすぎてキャラとしてもかわいい。

個人的には一番好きなルート。

FLIGHT DIARYも併せてプレイすることで、イスカの失踪からの空白の機関の真相と再会後の後日談が補完できる。

また、シナリオのバックボーンを回収できるためまとまりがとても良いシナリオに仕上がっている。

身近に留年生がいたものだから、留年ネタもツボだった。

イスカと小鳥

この物語の起点になるイスカ。

イスカの想いを継いだ小鳥、この二人が物語の軸になっている。

そして二人は境遇も似ている。

 

同じ夢を抱いて、様々な壁を乗り越えた小鳥と乗り越えられなかったイスカという対比にもなっているのです。

FLIGHT DIARYの中心になりますが、イスカは小鳥に対し、嫉妬と羨望の入り混じる思いからうまく関われない。

 

自分はやり遂げられなかった。

という劣等感を克服し成長したイスカを見届けることができます。

 

ヒロインではないですが、物語の中心にあるのがイスカです。

イスカのバトンを受け取った小鳥が仲間と奮闘し、またイスカにバトンを渡す。

あのノートと同じように物語の重心が移り行く。

そんな優れたサブテーマの存在がこの作品を面白くしています。

あげは

碧の過去についてもっと深堀りしていくためのシナリオだと思っていたので肩透かしを食らった感が否めません。

自転車をやめて故郷に戻ってきたという碧。

幼馴染であり、風が浦の生まれであるというあげはのポジションを生かして、碧の思想や人物像に焦点を当てたシナリオにしていれば化けたと思っている。

例えるなら、fate/stay nightのUnlimited blade worksの様な役割だとよかったと偉そうに考えている。

亜沙・ 依留

明らかにサブヒロインで他ヒロインにないロリコン属性とツンデレ属性を補完しに来たのかなという感じがしている。

役割は全うしているといえる。

PULLTOP

この作品を作った会社です。

「この大空に、翼をひろげて」は2012年萌えゲーアワードの金賞受賞作になっています。

 

同じライターの作品でPULLTOPから

見上げてごらん、夜空の星を

という作品が出ており、萌えゲーアワードでは準大賞を取っています。

気になった方はぜひ。

この記事の執筆時点でコンシューマー版は発売されていないみたいです。

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